2008/04/21

おしゃべり欲求

おしゃべりが、したい。

とにかく新学期になってから人としゃべることが少なくて困る。ぼくのおしゃべり欲は抑圧され、何かこう、精神分析的な、フロイト的な、そういうカウンセリングが必要なほどだ。しゃべらなければ、生きていけないからだなんだ。

それというのも、4年生になって友人たちが留学したり就職活動したりしてるから。去年みたいに、おなじ授業を受けていっしょにご飯を食べて、という時間がなくなってしまったんだ。

こういう状況だから、この前、おなじ授業を取っているおなじ学科の女の子と会話しようとしてみた。それはあの、このブログをむかしから読んでくれてる人なら知っている例の野口さんなんだけど、その子といっちょ話をしてやろうかと目論んだ。

けれど、心の扉が日銀の金庫とおなじくらい厳重な野口さん。そうかんたんにはいかない。ぼくがまず、前の週に野口さんの座っていた席の近くに座って待っていたら、残念なことに、彼女は先週とおなじ席には座ってこなかった。悲劇である。

また、きょうの昼過ぎからの授業で、こんどは別の、学年が一つ下の女の子としゃべってやろうかと思った。6人の学生がいて紅一点のその子。他の男たちが放っておくものだから、ここぞとばかりにモギってやれ! うぉお! と雄叫びをあげたはいいものの、また席が遠くてミッションは不成功だ。

しゃべりたい。しゃべりたい。

ぼくは悶々としていた。このままでは精神が分裂しそうだ。そんな暗澹たる気分を抱え、学食でひとりでご飯を食べるぼく。周囲からはぼくに対する陰口がひそひそと聞こえてくる。

「やあねぇ、友達が少ない男って」

「見てあれ。チキン野郎がチキンを食べてるわ」

「あんな男の胃に収められるなんて、稲がかわいそう‥‥‥」

「顔がうんこに似てる」

ぼくは黒いシルエットに囲まれ、小動物のようにぷるぷる震えていた。そうやって、ご飯を食べていた。学食のおばちゃんが乱暴に釣り銭を渡すものだから、手から滑り落ちて10円玉が入ってしまった白いご飯を食べていた。

すると、はす向かいの席に、知らないおじさんが座って来た。風貌からして、学生という線は考えづらく、教員ということも考えづらい。強いて言うならば、某半島の北に位置する国家の元首に似ておられる。

で、そのおっさん、ふつうにしゃべりはじめた。一人で。

そのしゃべりは独り言を超えており、すごくはっきりしていた。しかも、よく聞いてみると、発言の中に「おたくが」とか「おたくの」という二人称が含まれており、会話の「相手」がいることがうかがえる。このおっさんには、「相手」が見えているのだ。

「‥‥‥ということなんですよ、小島さん」

会話の「相手」は小島さんという名前らしい。誰だよ。

ぼくはあまりに気味が悪く、なるべく急いで食事を済ませた。こんな、一人でぶつぶつと、しかも相手が見えているかのようにしゃべる人の近くにいるのはごめんだ。

けど、そう思いながらも、これは他人事ではないんじゃないかという気もしたのだ。ぼくだって、あまりに長いあいだ人としゃべれなかったら、あるいは、幻覚の人間が見えて、その人と会話する、なんてことに‥‥‥。

そうなる前に、だれか、ぼくとお話してください。京都に住んでるんです。メアドはこのブログを調べればかんたんに見つかります。どうかメールください。ただし、かわいい女の子限定で。(年は18から30くらいまでで、髪は鳥居みゆきみたいなのがベストです。身長は155から170くらいで、目の下のふくらみがある人。映画や小説が好きな人がいいです。メールの交換からはじめましょう。では、メール待ってます。ハート)
この記事へのコメント
年齢・身長・趣味はクリアしてます…女の子じゃないですけど。
Posted by Ricky at 2008年04月23日 20:29
おやおや‥‥‥。もしちんちんが消えたら、もう一度来てください。
Posted by 清水 at 2008年04月23日 22:16
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