2009/01/26

ドイツ語検定準1級(面接)

さて、昨年11月末ごろ、私はドイツ語検定の筆記試験を受けてきたんですが、合格最低点60点くらいのところを64点くらいでギリ合格しまして、きょうは面接を受けてきました。

場所は、関西大学。

京都から電車を乗り継ぎ、はじめてやってきた関西大学。駅からキャンパスのあいだにはいろんなお店があって、お祭りのときの夜店みたいでわくわくしました。キャンパスに入ってみるとそこは広くてきれいな場所で、わくわく感はさらに増大。

それで、なだらかな坂のあるキャンパスを──ドイツ語風にいうとカンプスを──「こっちだよー! おいで!」という看板にしたがって進み、受付を済ませ、控え室に入りました。

するとまあ、女の子しかいない。

筆記のときも女性率は高く、もしこれが囲碁ならどんな神の一手をもってしても逆転は無理だろうって雰囲気だったんですけど、そのときをはるかに超える女性率。思わず「大奥か!」とツッコミたくなるほど。

「あれ、ここは女の子用の控え室かな?」

「むしろ、ドイツ語検定って女の子用だっけ?」

などという不安もわき起こる始末でした。

あー、そういやこういう系のアレをどっかのサイトで見たっけなーと非社会的な回想をしていますと、男性も入室してきました。最終的に、その控え室には20人ほどの受験者が集まって、私以外の男性は2人でした。1人は白髪の紳士、もう1人は学生風の青年。

けど、後者の男は女性同伴で‥‥‥っていうか、つぶさに様子を観察していたところ、女性の方が受験者で男はたんに付き添いだったっぽく、私は心の中で「シャイセ」(英語でいうところのshit)とつぶやきました。

ほどなく、私の順番がきて、面接の部屋に入りました。

「ぐーてんたーく」(こんにちは)

面接官は日本人男性とドイツ人女性のふたりでした。もっぱらおばさんの方が質問をしてくるようです。

「いっひはいせ、しみず」(清水ともうします)

「いっひこめ、あうす、きょうと」(京都からきました)

など、軽い自己紹介をし、それから、サッカー場の写真をみせられ、それについていろいろと質問攻めにあいました。

こいつは、予想外です。

準1級というのは今回新設された級で、傾向がまったく読めなかったのです。そこで、前回までの同等レベルの級である2級とおんなじだろどうせ、と思っていた私には寝耳に水。かなりたじろぎ、ふだんは勇敢さに関してはアレクサンダー大王と並ぶと思っている私も少しちびってしまいました。

さらにわるいことに、そのサッカーの写真を皮切りにスポーツについて質問をされ、私は答えに窮してしまいました。なぜなら、過去、人生において、体育の授業でやらされた以外はスポーツなどしたことがなく、試合観戦に行ったこともなく、テレビ中継もみたことがない──っていうかテレビそのものを持ってない、というありさまなのですから。ドイツ語どうこう以前の問題です。

「いっひはーべ、かいん、ふぇるんぜーえん」(テレビ持ってません)

すると、面接官も「こいつはアカンわ」と思ったのか、話題を切り替え、

「ばすいすとぅ、いーあほびー?」(趣味はなんですか?)

と訊いてきました。

私は「しめた!」とばかりに、京都のカフェ巡りだ、と言いました。すると、予想通りに面接官のおばさんは、

「いんてれさんとぅ!」(興味深いわ!)

と食いついてきたので、「築地(つきじ)っていうお店がいちばん好きです」とか、その話題について後半はおしゃべりをし、あっという間の7分が過ぎたのでした。

「だすいすとぅあれす」(これで終りです)

と面接官がいい、試験は終了。私が

「だんけしぇーん。あうふびーだーぜーえん」(ありがとうございました。さようなら)

と言って退室しようとすると、

「その築地というお店はどの辺りにあるんですか?」(その築地というお店はどの辺りにあるんですか?)

と、そのおばさんが非常に流暢な日本語で訊いてきました。

「四条河原町をちょっと北にいって東の方の路地を入ったところです」(四条河原町をちょっと北にいって東の方の路地を入ったところです)

と私は答えました。

「こんど探してみます」(こんど探してみます)

きっと、彼女はほんとに行くつもりでしょう。

それと、隣にいたおじさんは終始苦々しい顔で私のことを見つめていました。どんな感じで評価されたかわかりませんが、今回の試験を反省してみると、文法がないがしろになってしまった気がします。

「文法のとらわれずにしゃべろう!」

と思ってたら、逆にとらわれなさすぎだろう、という感じになってしまいました。適当にしゃべりすぎました。あと、もう一つ改善点を上げるなら、テレビを買ってスポーツを見るべき、というところでしょう。


その後、私は大学のキャンパスを──ドイツ語風に発音するとカンプスを──ぶらりぶらりと散歩しました。途中、大学の中だというのに博物館があったりして、私はもう一度、ほんの少し、ちびってしまったようです。
この記事へのコメント
Guten Tag.
数年前に2級を取ったものです。

旧2級をレベルダウンし準1級を作った事に未だに納得がいかない私ですが、それは置いといて受験レポ面白かったです。面接は若干レベルアップしたようですね。まあ、Goethe Institutの面接に比べたら楽勝だと思いますが。

受かるといいですね。続報まっています。
同じDeutschlernerとして頑張ってください。
Posted by ein FortgeschrittenER at 2009年02月07日 01:36
Guten Tag!

こんなもんを読んで頂いてありがとうございます。結果は、2月4日の「フォーリン・ダウン」という日記に書いた通り、落ちてしまいました! ちょっと準備しなさすぎでした‥‥‥。

来年再受験するかどうかはまだわかりませんが、ドイツ語は今後もがんばってゆこうと思います。
Posted by 清水 at 2009年02月07日 15:00
 4月に40才になるので、『人生80年』というから折り返し地点にたつのを期に 興味のあったことは死ぬまでにやり残してないように、片っ端から始めようと決めました。その1つがドイツ語です。全く未経験なのですが、近所の大学で春から聴講生として、参加できそうです。そんな私からみたら、資格試験を受けるあなた様は 遥か頭上にいる方ですね。週1のクラスですが、1年たったぐらいには 五級ぐらいは受けれるよう頑張りたいです。 私にとってドイツといえば、ハイジに出てきたクララのお屋敷 フランクフルトですね。(ハイジはリアルタイムで見てます。でも小学生の時は、スイスの町だと思ってました。)お若い方は資格1つ持つだけで色々な可能性が膨らみますから、頑張ってくださいね 私も試しに1月末にツアコンの資格試験うけて受かりました。おかげで語学の勉強を始めるいいきっかけになりました

Posted by アラフォー at 2009年02月07日 20:11
クララの家はフランクフルトにあるのですか。それは初耳でした。ハイジといえばスイスのイメージですからね。

ドイツ語の学習、お互いにがんばりましょう。私はしばらく足踏み状態が続いていますが、少しずつでも進歩できるように励んでいきたいと思っています。
Posted by 清水 at 2009年02月08日 01:00
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