2009/01/24

リライト

運転免許の書き換えにいってきた。

前回、3年前の書き換えのときは、駅から第六感だけを頼りに徒歩で免許センターまで往復したのだが、今回の私はちょっと違う。3年という月日を経て、私はバスに乗るという選択肢を知ったのだ。「公共交通機関」というものの存在を、私は学んだのである。

「ぱらららっぱっぱっぱー。シミズはレベルが24になった。「バスに乗ること」を覚えた」

という声が、前回の誕生日のときに聞こえて、そして更新のお知らせもきたのである。

駅からバスに揺られること三十分ほど。まともな現代人が徒歩でいこうとする距離じゃねぇなぁとか思いながら免許センターに到着。3年前は、遥かに遠くて、川を越え国道沿いを歩き土手を伝って、しまいにはフェンスをのりこえて来た免許センターに、切ないくらい早く着いた。

更新の窓口にゆくと、もう列の最後尾は建物からはみ出している。なかなか、混んでいる。私は1番の窓口からずっと並んで、次々に手続きを踏んでいった。そして、2階でいよいよ講習の開始だ。

前回の更新のとき、私は一般ドライバーではなかった。

そのとき、私は最低ランクに位置づけられていた。免許取得から、度重なるバイクでのスピード超過により、極悪ドライバーに認定されていたのである。講習時間も長けりゃ、受講料も高かった。しかも、

「きさまらは交通社会のクズだ、ゴミだ! 交通事故の加害者予備軍であるきさまらウジ虫どもに交通ルールをきっちり叩き込んでやる! 覚悟しやがれ!」

などと耳元で怒鳴られ、心を壊されたのである。嘘だけど。

けど、今回はそんな上官によるいびりもなく、見事、一般ドライバーとして更新の講習会にのぞむことができた。なによりである。

講習会は1時間。私は、それほどやる気はなかった。適当に聞き流して終りだ、と思っていた。まるでやる気のない大学生のようなスタンスでいた。

が、講習会を担当してたおじさんの話術は思ったより巧みであり、気づけば話にひきこまれ、あっという間に1時間が過ぎていた。さいきんの交通事故の動向とか、後部座席でもシートベルトをしてないと天井に頭をぶつけて死ぬんだよ、とかいう話が興味深かった。ただ、京都のバイクは運転が適当で危ない、という話をしているときに

「京都でミニバイク運転してるやつはろくなやつがいないんですよ。学生ですよ。あんのボケども。車間距離はとらないしすり抜けはするしでもう、ろくでもないアホボケカスどもめ!」

なんてことは言わなかったんだけど、そんな雰囲気のことを、主におじさんおばさん目線で言いはじめたので、ぎり大学生である私はなんだかいたたまれない気持ちになった。

でも、ま、無事、免許の更新は終了したのでよかった。あと、車の種類分けの変更で、私の「普通免許」が「限定中型免許」に化けたのがちょっと嬉しかった。おれの免許はもう普通じゃねぇ、中型だ! と言えるのだ。

なにはともあれ、暗いビデオを見せられ、道路の恐ろしさも改めて学んで、これからも無事故無違反で安全運転を心がけようと、私は誓ったのでした。

私はこれから、最高の安全運転を心がけようと思います。

すなわち、「車やバイクに乗らない」という、最高の安全運転を‥‥‥。
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。