2008/11/16

卒業論文に立ち向かえ

大学四年生、しかも文学部ともなるとこの時期は卒業論文の作成で大忙しだ。

しばらく会わなかった友人と顔を合わせれば「卒論どう?」が決まり文句。もはやそれがあいさつ代わりである。昼夜を問わず使えるのでなかなか便利なあいさつだ。

私の周囲の人たちはだいたい就職活動も終了し、進路が確定しているが、卒業論文を完成させないことには卒業はできない。「論文をちゃんと書かないと卒業させてやんない」という大学側からの脅迫があるのだ。よって、会社から必死でもぎとった内定も無効となり、留年という運命が待ち受けるのである。卒業論文はそれほど重要な試練なのだ。

提出期限まで残り一ヶ月と十日あまりとなった今、もう構想を練る段階は終り、文献も読み終え、いよいよ「書く」という作業に取りかかっている。目の前に広がる真っ白なワードの画面を、二万の文字で埋め尽くすという課題に立ち向かっている。

が、そうかんたんに書けるはずもない。

何をどういう順番で書こうか考え、議論に論理的な不整合がないか考え込み、前に読んだ本を引張り出して読み直し、意味が分からず頭を抱え、別の本をもう少し読もうかと迷い、夕方になったからご飯を食べなきゃいけないと気づき、何を食べようか考え込み、スーパーに行き、値下げされた弁当をカゴに入れ、ついでにコアラのマーチのいちご味もカゴに入れ、レジでお金を払い、部屋に帰って弁当を食べ、それからお風呂に入って、ちょっとネットをやろうと思ってパソコンの電源を入れ気づいてみれば日付が変わってておやすみなさい。

論文の字数は埋まらず、ブログの字数だけが増えてゆく。
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