2008/10/30

サスペンダーが来るぞ

「うわぁ、もうあと数時間で11月か。早いものだなぁ」

と思っていたら31日があって驚きを隠せない清水です。31日ってやつは出たり消えたりで、ほんとうに油断のならない奴ですね。

私はというと、風邪もほぼ完治し、少女漫画にも早々と飽きてウディ・アレンの映画をみています。この監督の作品はまさに傑作。今回は『ギター弾きの恋』という比較的新しいものをみました。

この作品ではウディ・アレン本人は主演ではなく、それが残念なのですが、それでもストーリー・テラーとして何度か登場します。そこで気になるのが彼のメガネであります。

ハゲとともに彼のトレードマークである黒ぶちのでっかいメガネ。古き良きアメリカにしっくりと馴染むあのメガネ。以前ウディ・アレン作品にはまりこんだときに、私はあのメガネに若干の憧れを感じていたのでした。けど、あんなメガネ、現代日本でかけたら恥ずかしいことこの上ない。フレームが華奢でレンズの小さいメガネが流行ってるこの国じゃ、あんなメガネ、恥ずかしくてかけられない、と思っていたのでした。

が、なぜかあのメガネが、ファッションの最先端になっているのです。

いったい誰がこの事態を予測できたでしょうか? あんなでっかいメガネが流行るなんて‥‥‥。

「チクショウ! 『アニーホール』もみたことない奴らがウディ・メガネをかけはじめるなんて!」

私は叫びました。smartをびりびりに破きながら叫びました。ああ、今からあのメガネをかけても、私は結局、流行に流されただけということになってしまうでしょう。流行は、先取りをしなければ意味がないのです。「流行ってる」と気づいたとき、流行はすでに下降曲線を描いているものです。流行の命は短い。ここ数年で流行ったかずかずのファッション‥‥‥つやつやした黒いジャケット、迷彩柄パンツ、芋虫みたいなジャンパー、カラフルなビニールのバッグ‥‥‥すべて、日本の大臣と同じくらいの期間しか続かないのです。

「これはもう、さらに次の流行を先取りするしかない!」

私は視点を未来にうつすことにしました。視線をポスト麻生の時代に向けることにしました。ここで考えてみるに、ここ数年のファッションのトレンドは大戦前のアメリカ的な雰囲気に回帰しつつあるような気がします。きれいで、モダンで、落着いた雰囲気のものが好まれているのです。

この考察に基づいて考えるに、次に来そうなファッションは、そう‥‥‥

サスペンダーです!

きっと、数ヶ月後か一年後には、ファッショナブルな若者たちがこぞってサスペンダーを着用するようになるはずです。これまで子どもや太っている人の専売特許の雰囲気があった、あの肩からズボンを吊るすサスペンダーが、大流行するはずなのです。ついでに短めのズボンや、これまでオヤジくさいと思われていたジャケットなどが流行るはずです。

ぜひ、ファッションに関心の高い方々はサスペンダーを今から着用なさってみてください。きっと友人たちの視線はあなたに釘付けになるでしょう。私は恥ずかしいのでやりませんが。
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。