2008/10/05

お洒落にかける思い

昨日、京都の四条という繁華街をぶらついてきた。

主な目的な洋服の物色である。私はときどき、洋服店を渡り歩きたくなる、という病気なのである。

まず足を踏み入れたのはSHIPSという店だ。ここは若者のおしゃれ発進基地として名高い。中に入ってみると、キャンパスで見かけるイケメンが着てたような服が並んでいる。現在の流行はチェック柄のシャツ、裾の長いアレ(名前が分からない)、テカテカしたライダースーツっぽいやつ、などのようだ。全体的に20世紀初頭のイギリス的雰囲気のある上品なものが好まれているらしい。

それだけの分析を済ませると、私はSHIPSを出た。どう考えても、私の経済力に見合わない値段設定だったし、店内にカップルが3組以上いるという時点で精神的にも限界だったからだ。

それから安い店を数店舗訪ね歩いた。だが、そういう店はやはり服がダサい。いったいなぜジャケットとパーカーを一体化させるのかと問いただしたい。なぜジャケットにメタルのアクセサリーをくっつけるのかと、なぜパーカーのチャックをカラフルにするのかと。

数件目の店を出てまたぶらぶらし始め、横断歩道で信号待ちをしていると、向かい側で手を振っている人がいるのに気づいた。それは前同じサークルに所属していた女の子たちであった。

「清水くん久しぶりー!」

きっと女の子たちだけで四条をぶらぶらしに来たのだろう。ほんの少し挨拶程度の会話を交わして、私はその中の一人をもぎ取ってデート相手にしたい衝動を抑えつつ彼女らに別れを告げた。

次に足を踏み入れたのはWHO'S WHOである。直訳で「誰の誰」だ。取り揃えのセンスのよさと意味不明な名前があいまって、私にお気に入りのショップである。京都に来てから5回は立ち寄っているだろう。ここでは少しグリーンの混じったテカテカのブルーのライダースーツっぽい上着を試着してみた。意外と黒のシャツに合うのでかなり欲しくなった。また、パーカーやシャツも私のセンスにぴったりのものばかりだ。私は「いつかビッグになって、ここの服を買おう」と決意し、店を出た。6度目の決意である。

その後も私の冒険は続いた。うかつにも大丸というデパートの紳士服売り場に入ってしまい、4万だの9万だのの値札に心臓を潰されそうになった。店員に話しかけられた時は右心房が破裂した。貧乏学生が足を踏み入れていい場所ではなかったのだ。大丸、伊勢丹、高島屋には鬼がいる。

こうして私のぶらり洋服見物の旅は終った。いつものことではあるが、服を買うというのは難しい。私には、絶望的にファッションのセンスがないようなのだ。それでも、これから社会に出て働けるようになったら、自分の給料で少しでも気に入った服はじゃんじゃん買ってやろうと思う。

ところで、先日、大学院に合格した。就職して給料が貰えるようになるのは、まだまだ先になりそうだ。
この記事へのコメント
ホント安い服ってセンスない服ばっかですね。

ある程度値段を出さないとセンスの良い服には出会えないみたいです。

ちなみに僕の買った一番高い服は着ぐるみです。

Posted by ながさき at 2008年10月09日 23:01
服はとっても難しいのです。もし着ぐるみを常用することが常識的にOKなら、冬場に着ぐるみをきれたら素敵だと思います。
Posted by 清水 at 2008年10月12日 00:11
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