2008/07/20

試験前はメルヘンに

ふと、試験が終ったら豆大福屋でバイトをしようかと思った。バイトくらいは、福のある生活をしてもいいんじゃないか、というおこがましい気持ちが湧いてきたのである。

しかし、部屋の精が

「あなたなんかには大福屋はもったいないわ。中福屋で十分よ」

と言うので、立場の弱いぼくはその言葉に従おうと思った。すると、今度はお風呂場の精が

「だめだめ。中福屋でも不釣り合いよ。小福屋にしなさい」

と言ってきた。ぼくはしぶしぶ小福屋で働こうと思った。すると、次に玄関の精が

「それでもまだだめだね。無福屋にしなよ」

と言ってきた。ぼくは仕方がないので無福屋で働くことにした。

しかし、いざ無福屋で働こうとすると、そのようなお店は存在しないのだった。そのようなお店は存在しないことに気づいたのだった。

「こらーっ、おまえたちぼくを騙したなー!」

ぼくは部屋の三人の妖精たちに怒ってやった。みんな「わーっ!」って言ってた。叫びながら、所狭しと部屋の中を右往左往。壁にがんがんぶつかりながら飛び回っていた。なんだかんだで、こういう悪ふざけみたいなことが楽しいのである。

試験前のぼくは、こんな感じだ。
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