2009/04/03

新ブログ

新しいブログはじめました。よろしかったら遊びにきてください。

http://memoshimizu.blog35.fc2.com/

2009/03/25

最後の日記

突然ですが、この日記をもって、やさぐれローグの最終回と致します。

ブログをはじめたのが、だいたい3年ほど前。このブログは、私の大学生活にとって、欠かせない存在となりました。しかし、大学を卒業したいま、このブログも卒業しようと思います。

これまで、コメントをくれた人、リンクを貼ってくれた人、日記を読んでくれた人、やさぐれローグに関わったすべての人々に、心からの感謝の言葉を捧げます。


ありがとうございました。

そして、さようなら。

2009/03/22

卒業式

去る3月20日、午前10時、私の所属する文学部の卒業式があった。

天気予報では午前中は雨、とのことだったが、神も気を利かせてくれたのか、水は一滴も降ることなく式の日を迎えることができた。

式の最中のことは、あまり覚えていない。確か学長は3つのKについてしゃべっていたが、2つ目のKが「これしきのことで」だったのしか記憶にない。その記憶もまちがっているかもしれない。 総長と呼ばれていた謎の人物の式辞はもっと曖昧にしか記憶していない。しょっぱなの一発ギャグしか、覚えてない。

その後は別の場所で哲学科の学位記(卒業証書にあたるもの)の授与式が執り行われた。久しぶりに哲学科のメンバーだけが集まったため、その教室でブラックホールが発生するんじゃないか心配になるほどの濃度になった。卒業式当日に重力だけ残してこの宇宙空間から消滅しちまうなんて、ちょっと寂し過ぎる。

名簿順に次々と、学生証との交換条件で学位記が授与された。他の人は高級な紙に筆で書いたようなかっこいい紙をもらって、でっかい入れ物にはさんでいたが、私の学位記だけは藁半紙にクレヨンで書いてあった。


卒業だより
                 清水くんへ

文学部哲学科のかていをおえたことを認め
文学部長の認訂により率業を認め学士(仮)(嘘)の学位を受与する

                 学長 大仁田厚より


よく見たら「学位記」じゃなくて「卒業だより」だし、余白の部分には学長直筆の仮面ライダーの絵が描いてあったし、誤字多すぎだし、入れ物なんかクッキーの空き箱でつくったやつだった。大学も経費削減にがんばっているのだろう。


その後、フリータイムになったので私はかわいい子を何人かつかまえていっしょに写真を撮ってもらったりした。女性は晴れ着姿になると雰囲気がガラッと変る。美しい人はより美しく、そうでない人はそれなりに、といった塩梅であった。


それからゼミの先生に食事をおごってもらい、移動して数人で時間をつぶしたあと、謝恩会に出席した。


「先生、4年間、とてもお世話になりました」

私はなにかとお世話になった若い先生にあいさつをしにいった。

「いえ、とんでもない」と、腰の低いその先生は言った。「とりあえず大学での勉強は一区切りつけて、また院でがんばってくださいね。きみは、確かカントでしたね?」

「いいえ、清水です」

「そうじゃなくて‥‥‥」

なんていう知的な話もした。


謝恩会のあいだは立食だったこともあり、少しずつ、いろんな人と話をしたような気がする。大学院に合格した人や、一年ぶりにドイツから帰ってきた人や、はじめてしゃべる留年生や、いつものメンバーなどとお話をした。何をしゃべったかは何も覚えていない。

終了時間に近づくと設置されていた巨大スクリーンに


宴  も  た  け  な  わ  で  す  し


という文字が表示され、先生方のあいさつとなった。私はデザートを取りに行っててほとんど聞いていなかった。パーティーも終り際、私は憧れのあの子とふたりで写真を取った。たまたまプロのカメラマンの方がいたので、その人に撮影してもらった。なかなかいい写真になったと思う。これからはあの写真を持ち歩いて、「これがおれの彼女」と言い張ろうと思う。

その後、私たちは数人であるスナック的な店に行った。祇園という場所にある、高そうなお店である。私はそこで歌い、食べ、しゃべり、さんざん楽しんで、最後にはそこのママ的な人に「絶対開けないでくださいね」と釘を刺された上で玉手箱をもらった。

帰宅後、箱を開けてみると中からもくもくと濃い煙が立ちこめ、私は一気に老人の姿になってしまった。キーボードを叩く指も、ぷるぷると震える始末である。


めでたしめでたし。

2009/03/14

きのう考えた告白の仕方

「ねぇ、オセロをしようか」

「いいわね、やりましょう」

「それじゃ、ぼくが黒で」


パチ‥‥‥パチ‥‥‥


「ハァ‥‥‥。あたしの惨敗ね」

「そうみたいだね。でも、ほら、残った白の部分をよく見てごらん。これがぼくの気持ちさ」

「えっ!? I‥‥‥L‥‥‥O‥‥‥V‥‥‥E‥‥‥Y‥‥‥O‥‥‥U‥‥‥

 アイ・ラブ・ユー!」

「愛してるよ」

2009/03/07

薬を飲んだら

花粉症で鼻水がひどいから、数日前から鼻炎薬を飲んでいる。

鼻水がモルダウよろしく滔々と流れ出ていたのではおちおち外出もできない、ってことで薬に手を出したわけだけど、薬を飲むと頭がボーッとしてからだもダルくなるため、外出する気力が失せた。

結果的に、私が部屋にこもるという現実はなにも変らない。

2009/03/04

『オデュッセイア』(下)

仮に、私のここ数日の生活をドキュメンタリー映画にし、映画館をジャックしてそれを放映したとする。さらに、上映後、出口でかんたんなアンケートを行って「このドキュメントの主人公の職業はなんでしょう?」という質問をしたら、100人中97人は「ニート」と答えるだろう。

そのくらい、ニート的な生活を送っている。

一日の大半は部屋にこもり、たまに出たかと思うとコンビニでサラダを買ったり、ミスタードーナツに行く程度。夕方のワイドショーで私の生活がとりあげられ、悲壮感漂うBGMとナレーションでVTRをつくって放送したら、スタジオの偉そうなおじさんに「日本の将来が心配です」的なコメントをされてもおかしくない生活である。

そんな日々を送る中、きのうは『オデュッセイア』の下巻を読んだ。

上巻は一週間ほどかけてチマチマとすすめていたが、だんだん物語に魅き込まれ、下巻は一日で一気に読み通してしまった。それほど、圧倒的におもしろかった。

下巻は、主人公オデュッセウス王の帰還と、悪党どもの退治である。

オデュッセウスは故郷のイタケに到着し、不在のあいだに妻に言いよって、しかも家の財産を食いつぶして毎日飲めや歌えやの宴会を開いている男たちを皆殺しにする計画を立てる。彼は女神の助けをかりてみすぼらしい老人に変装し、機をうかがう。

で、まあ、あらすじはめんどくさいから省略するけど、彼が息子のテレマコスと手下二人をしたがえ、館で悪漢どもを次々に殺戮するシーンは強烈である。ながいながい叙事詩がとうとうクライマックスに達するこの場面は、思い出すだけで髪の毛が逆立つほど。

『オデュッセイア』は紀元前8世紀ごろにさまざまな古代ギリシャの神話を取り入れて成立した叙事詩なんだけど、ぜんぜん古さを感じさせない。いま読んでも、めちゃくちゃおもしろい。


さて、ながいながい大冒険を終え、最愛の妻と再会し、大団円を迎えて本をパタンと閉じると、私は180円のサラダを買いにファミリーマートに歩いていった。

2009/03/03

『オデュッセイア』(上)

古代ギリシャの英雄伝説、『オデュッセイア』という叙事詩を読んだ。

上下巻のうちまだ上だけしか読んでいないが、尾田栄一郎の『ワンピース』にも負けず劣らずのエキサイティングなお話である。作者のホメロスってやつは、尾田さんとおなじくらい、才能がある。

上巻のほとんどは、オデュッセウスという英雄がトロイエ戦争を終えて、イタケという故郷へ帰国するというお話である。このあいだに、かずかずの戦いや苦難が彼とその仲間を襲うのだ。

たとえば、こんなエピソードがある。

オデュッセウスたちが航海の途中で立ち寄った島に、一つ目巨人のキュクロプス族ってやつがいて、こいつがなんとオデュッセウスの仲間数人を、つまんで食ってしまうのだ。いくら英雄オデュッセウスといえど、この巨人に正面から立ち向かったのでは勝ち目がない。だから、彼は生き残った仲間と策を考え、最終的に、キュクロプスの弱点である眼球に尖らせた熱々の丸太を突き刺すことで難を逃れる。

他には、こんなこともあった。

魔法を使うキルケっていう女神のアドバイスに従って、オデュッセウスは冥府、つまり、地獄にいく。そこで亡くなった母親とか、死んだ仲間なんかに出会う。彼の旅はとうとうあの世にまで達するのだ。

冥府から帰還しても、まだまだ旅は続く。次に、セイレーンのいる海を通過せねばならない。セイレーンは甘い歌声で船乗りたちを誘惑し、永遠に足止めさせるという恐ろしい魔物なのだ。セイレーンの歌声を少しでも聞いたら負けなので、オデュッセウスは舟のこぎ手たちにロウで耳栓をし、自分自身はマストにぐるぐる巻きにしてもらって、その海を渡る。

他にも、『ワンピース』ばりのエピソードがこの『オデュッセイア』を構成しているので、興味のある人は読んでみて欲しい。(それと、第二次世界大戦の頃に活躍したアドルノとホルクハイマーっていう哲学者が『啓蒙の弁証法』という本の第二章でこのホメロスの神話を分析していて、そちらもおもしろいです。)


さて、大冒険を終えた興奮冷めやらぬまま、下巻ではどんな冒険が私を待ち構えているのだろうと期待しつつ、私は『オデュッセイア』の上巻をパタンと閉じた。

そんで、ふと我に返ると、現実世界の私は一日中一歩も外に出てないことに気づいた。

2009/03/01

トム&ハンクス解散

きのう、2月28日。私の大好きなお笑いコンビ、トム&ハンクスが解散してしまった。

彼らが配信してるネットラジオのページをなにげなく開いて、「解散」の文字が目に飛び込んできたとき、私の頭は混乱した。まさか、こんなに急に、トムとハンクスに分離してしまうなんて。

私は彼らのコンビ結成時から、ラジオを聞き続けてきた。すべての放送を繰り返し聞いてきた。そのせいで、今じゃ上田さん(ツッコミ担当)の母親の名前や、岩田さん(ボケ担当)の卒業論文のサブタイトルまで把握している。もしトム&ハンクスが受験科目なら、慶応の医学部に合格できる自信さえある。

だが、2年半の月日を経て、彼らは青天の霹靂のごとく、解散してしまった。

「ラジオは一生続く」と言っていたのに、そして、テレビに出れるようにがんばろうと言っていたのに、そんな矢先の、信じられない出来事だ。ふと、一瞬、「あ、エイプリルフールか!」と思ったが、4月でも1日でもないのに気づいて、私は落胆した。

これからも、上田さんと岩田さんはそれぞれ活動してゆくらしい。別に、二人が死んでしまったわけではない。けれど、トム&ハンクスというコンビは死んでしまったのだ。

私は、とても、悲しい。

それにしても、どうして彼らがこのタイミングで解散に踏み切ったのか分からない。トークライブや生放送の予定が組んであったにもかかわらず、それらを中止にして、急に解散という告知になったのだから。もしかしたら突発的なものだったのでは? とも思ってしまう。

いや、ひょっとしたら、トムハンクスに、怒られたのかもしれない。

「お前ら、おれの名前かってに使うな」って。

だとしたら、1ヶ月後くらいに、今度はジョニー&デップっていう名前で復活して欲しい。上田さんと岩田さんの、おんなじ顔ぶれで。

そんで、また2年半後にジョニーデップに怒られて、解散して欲しい。

2009/02/28

花粉から身を守れ

へっくし! へっくしっ! へっ、へっくしゅ! へっぷし! へーっぷしっ! へっくし! へっくし! へっくしっ! へぷしっ! へーっぷしっ!


花粉症の季節がきた。

なんだか例年より早い気がするが、もうくしゃみが止まらない。私の鼻からは尽きぬ鼻水が湧いている。これが油田なら地球のエネルギー問題に若干の貢献ができるはずだが、残念ながらただの鼻水なので、逆にティッシュを消費するばかりだ。

それにしても、花粉をなんとか防げないだろうか?

もちろん、ベタな方法としてマスクをつけるってのがある。布によって空気中の花粉をこしとろうって寸法だ。けれど、これとて万能ではない。花粉99%シャットアウトとか書いてあっても、こう、鼻の上の隙間のとこから、やつらはどんどん入り込んでくる。

布きれでできたマスクなんかじゃ、生温いのだ。

もっと顔全面を覆うようなものが必要だ。布じゃなくて、もう、完全に外気をシャットアウトできるようなマスクがいる。目とか頭皮が痒いから、フルフェイスのマスクじゃないとだめだ。

あと、からだも花粉がつくと痒くなるから、全身に花粉を防止するスーツを着込まないといけない。がっちがちの、テクノロジーの粋を集めたスーツを装着して、空気も、最新式のメカで花粉をこしとって肺に送り込めるようにしたい。

「シュコー‥‥‥シュコー‥‥‥」って、呼吸できるようにして欲しい。


こうして私は、ダースベーダーになった。

2009/02/27

本棚見てもよだれは出ない

えっと、読書に専念するから読んだ本の感想とか書評を書くって言ったんだけど、「なにこれ、ブロック?」みたいな厚い本を読んでるせいでなかなか終らない。

読むペースは遅いのに、積み本(読まずに積んである本)は溜まる一方だ。きょうも、ジュンク堂というすてきな本屋さんにいって、欲しい本をいくつか手に取ってレジに行ったら「7,756円です」と言われたので驚いた。

今月はお茶漬け&焼きそばの無限ルーティンで節約していたのに、すべてパァである。

私は部屋に帰ってきて、買ってきたドイツ語の単語帳や文法の本、それに「なにこれ、ブロック?」みたいな岩波文庫を見つめながら、これから先の生活を憂えた。

「私は、ちゃんとご飯を食べて生きていけるんだろうか? いくら小食だからって、安心してはいられない。いざとなったら東本願寺の境内でハトをつかまえて焼いて‥‥‥イヤ、だめだ。ハトの方が私よりすばやい。

 もう、いよいよ食うモンが買えないとなったら、この本のページを食うか。そうだ、それしかない! 朝食はライトに角川文庫、昼食はおしゃれに画集とか詩集を食べて、夕飯はガッツリ岩波文庫や講談社学術文庫、はたまた辞書なんか食ってなんとか飢えをしのごう!」

まあ、おれがヤギなら、それでもいけるんだけど。
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